今までの日本で流通しているウレタン・グラスウール等の断熱材は保温性能に優れ冬は暖かいのですが、遮熱効果ができない為夏の暑さは基本的には防げません。
むしろ蓄熱作用により熱帯夜に拍車を掛ける要因のひとつでした。
また、アルミ熱線反射材は熱線(赤外線)を反射し、夏は涼しいのですが、冬は保温効果が期待できず、また結露の可能性も心配されていました。
そこで、この2つの互いに相反する性質を複合させることにより、互いの欠点を補い、暑さにも寒さにも対応できるよう開発したのがCW断熱です。
さらに、ウレタン現場発泡によりほぼ完璧な気密性能が期待できます。
また、防音性能に優れ、結露が発生しないことも実証されております。
安全性や作業性も良く、短期間で施工ができます。
地域によりウレタン厚さを変えることにより、日本全国(特)~(労)地域に対応でき、公庫融資基準、次世代省エネ基準も対応できます。
即ち、施主様にとって夏涼しく、冬暖かで、省エネ効果の実感できる高性能な断熱・遮熱工法です。
CW断熱では、現場で発砲ウレタンを吹き付けるので、小さな隙間にもウレタンが充填され、ほぼ完璧な気密性能が簡単に得られます。
使用する遮熱材は、電磁波を95%以上カットし、遮音効果があります。
また、ウレタン材を隙間なく吹き付けるため、防音性能にも優れています。
CW断熱は、高耐久性製品で、メンテナンスも必要ありません。
CW断熱に使用される遮熱材は95%以上電磁波をカットするため、人体に悪影響を及ぼす電磁波から身を守ります。特に、高圧電線の近くに建築される住宅には絶大な効果が得られます。
在来工法、2×4工法、鉄骨造、RC造等あらゆる建築に採用できます。
宇宙では薄いアルミシートが、何枚もの分厚い毛布よりも宇宙飛行士を強い太陽放射熱から守ることがしられています。また、焼き芋をアルミで包んでおくと、より長く暖かい状態を保っていることを体感されていることと思います。CW断熱はこの遮熱性能を高次元で発揮出来る様、遮熱理論に基づき開発しました。
CW断熱に使用する遮熱材及びウレタン材は、ホルムアルデヒド、VOC等の揮発物質を 全く発生しないので、高気密高断熱住宅にも安心して使用できます。
CW断熱の遮熱材は軽量で、建物に余計な負荷をかけず、耐震性・耐久性をそこねません。
CW断熱に使用する遮熱材は、完全防水の素材です。また、ジョイント部には特別な
漏水防止の特殊加工済みで、漏水対策は万全です。
CW断熱は、全く結露が発生しないことが実験により実証されており、カビ・バクテリアを防ぎ、 建物の耐久性を高めます。
外部の熱線を遮熱し、室内の熱を保温するCW断熱は、夏涼しく冬暖かいので、
省エネ効果は絶大です。
●目的:断熱・遮熱・保温等を必要とする箇所に使用し、住環境改善および、省エネ・結露対策・温熱環境改善を目的とする。
●使用箇所:断熱・遮熱・保温等を必要とする箇所に使用し、効果を発揮する。
●効果:熱移動の種類は、対流熱・伝導熱・輻射熱の3種類があり、アルミ遮熱材と現場発泡ウレタン吹付けを組み合わせて断熱・遮熱・保温・気密・結露対策の性能を発揮します。
下表の通り個々の材料の欠点をおぎなう高性能の断熱・遮熱工法と言えます。
発泡ウレタン吹付け | アルミ遮熱材 | 複合体 | |
対流熱対策 | ○ | × | ○ |
伝導熱対策 | ○ | × | ○ |
軸射熱対策 | × | ○ | ○ |
気密性 | ○ | △ | ○ |
表面結露 | ○ | × | ○ |
防水性 | △ | ○ | ○ |
透湿性 | ほとんど無し | 無し | 無し |
耐久性 | ○ | ○ | ○ |
難燃性 | 難燃材適合 | △ | ○ |
腐食性 | ○ | ○ | ○ |
防音性能 | ○ | △ | ○ |
電磁波カット率 | 10%前後 | 95%以上 | 95%以上 |
作業性 | ○ | ○ | ○ |
材料強度 | ○ | ○ | ○ |
重量 | 軽量 | 軽量 | 軽量 |
安全性 | ○ | ○ | ○ |
環境性 | ○ | ○ | ○ |
施工期間 | 短期間 | 短期間 | 短期間 |
シックハウス対策 | 対象外 | 対象外 | 対象外 |
残材発生量 | 少ない | 少ない | 少ない |